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<<戦火の傷痕~ワイルドアームズ4~(10)・<無限樹海~不夜城ギャラボベーロ> | キッチンドリーマー | 幻水祭り(1)・歴代主人公名前語り>>
この記事のコメント
初めまして、風雅さん。私はサイモンという者です。

ヴンダーヴェルトラムでのベリエールとの戦い、彼女が好きだった私にとっては、とてもつらく悲しいイベントでしたが、風雅さんもそのように感じていらっしゃる事を、言い方は変かもしれませんが、まず嬉しく思いました。

私がベリエールに強く惹かれたのは、実は彼女がサイスと共に初登場した場面でした。多くの人が「人目もはばからずにいちゃいちゃして…」と否定的にとらえるこの場面ですが、私はそれとは全く違った印象を受けました。自分をノーブルレッドだと信じ込んでいるサイスが「ノーブルレッドのアタシが、簡単に死んだりするはずないじゃない」と言ったのに対して、ベリエールは心配でたまらないという表情で「サイスが死んじゃったら、あたし、どうなっちゃうかわからない…」と言います。

私はこの場面から「魔族として長い長い時を生きてきた彼女にとって、サイスとの生活は初めて手に入れた、愛する人と共に暮らすという『人間らしい幸せ』であり、絶対に失いたくないかけがえのないものなのだろう。でも、魔族の自分と人間であるサイスとは(種族の違いによる寿命の違いから)いずれ死に別れる時がくる。彼女はそれを常に不安に思い、恐れているんだな」と、とても切ない思いがしました。

そう考えると「人目もはばからず…」と言われる2人の姿も、私には全く別の姿で捉えられました。魔族であるベリエールにとってサイスと共にいられる時間はごくわずかにすぎない、「ならば、今だけは彼と共にいられる幸せをいっぱいに感じていたい」そう彼女は思っていたはずで、それがあのような行動に現れている、そう私は感じました。そして彼女は愛ゆえにサイスの勘違いをも受け入れ、彼を支え続けていたわけです。私はそんな人間以上に純粋で一途な彼女に強く惹かれたのです。

「もし、できるならサイスと一緒に…」このベリエールの最後の言葉、きっと彼女は「サイスと一緒に平和に暮らしたかった」と言いたかったのだと思います。彼女は本当は戦いの中ではなく、平和な世界で愛する人と静かに暮らしたかったのだと思います。そう考えると、とても切ないです。

風雅さんは、2人はブリューナクの一員だから、これまで色んな血を流してきたに相違ないという風に仰っていましたが、私はサイスはともかく、ベリエールは望んで軍にいた訳ではなかったと思っています。と申しますのは、コンプリガイドの設定にも「軍はサイスの実力をさほど評価はしていないが、ベリエールを動かす鍵として重宝している」とありました。

その記述から考えても、軍から2人に強い働きかけ、あるいは圧力があった事は疑いなく、2人がたとえ軍から抜けたいと思ってもそれは容易な事ではなかった(少なくとも命の危険を冒さずに出来る事ではなかった)と思います。少なくともベリエールは本当は命を失う危険のある軍にサイスを置いて置きたくはなかったのだと私は思っています。ですのでブリューナクに身を置いていたという事で彼女らを否定的に捉えるのはどんなものかと思います。責められるべきはむしる彼女のサイスへの愛につけこみ、彼女を利用していた軍の上層部でしょう。

「彼女は人間に絶望していた」との事ですが、私は必ずしも彼女は人間のすべてを否定していた訳ではなく、「人間的なもの」への強い憧れもあったのだと思っています。そうでなければ、人間であるサイスをあそこまで愛して、彼と共にいる事に喜びを感じる事はなかったと思います。しかし、その一方で醜い争いを続ける人間達への嫌悪感もあり、彼女の中でも葛藤があったのだと思います。

正直、この戦いにおける主人公たちのベリエールに対する態度には強い抵抗を覚えます。特にジュードとアルノーの態度にあれはあんまりだと…彼らは「誰も傷つけたくない」といつも言っているのだから、戦ったことは仕方ないにしても(彼らにも自衛権はありますから)せめて最愛の人を失った彼女の心を少しは思いやってあげて、戦いを避ける努力はして欲しかったです。特にラクウェル、彼女はもう19歳で、後で明らかになりますが、目前で家族を失うという体験をしているのだから、愛する人を失ったベリエールの心の痛みを理解して、いたわってあげてほしかったと思います。

ジュードのベリエールに対する言葉については正直、私はこれを聞いた時、激しい怒りを感じました。「彼女がどれほどサイスの事を愛していたかも知らないくせに、思い上がるな!」という気持ちでした。13歳の子供に理解するのは酷だというのはそうなのかとも
思いますが、それならせめて後で母のエセルダが亡くなった時、つまり彼が「愛する者を失う悲しみ・痛み」を知った時にベリエールの事を痛みを持って思い出し、自分が彼女にした仕打ちを反省する、そんな場面を設けて欲しかった、制作者にはそういう配慮をして欲しかったと思います。

以上、大変長くなってしまい申し訳ありませんが、風雅さんのプレイ日記を読んでの私の想いをつづらせていただきました。

2005-12-26 Mon 16:25 | URL | サイモン #ASbnwwPQ[ 内容変更] | top↑
サイモンさん、はじめまして。
深い考察ありがとうございました。
確かに、全体的にもう少し登場人物の心情の描写が欲しかったですね…。

「メロメロパーク」はこのページのブログペットです♪なので子育ては全然大変ではありません。
2005-12-27 Tue 17:02 | URL | 風雅 #-[ 内容変更] | top↑
こんばんは。
とんだ勘違いを致しまして申し訳ありません(赤面)。
できればもう少し詳しく私の考察に対する風雅さんのお考えを伺いたいのですが。
後、一部修正を加えました。
2005-12-27 Tue 18:49 | URL | サイモン #ASbnwwPQ[ 内容変更] | top↑
サイモンさんこんにちは。
今はパソコンの前にいられる時間が限られておりますので、申し訳ございません。更新の内容も書き溜めておいたものを毎日出している状況です。また時間が空きましたら、述べさせていただきます。
2005-12-28 Wed 19:05 | URL | 風雅 #-[ 内容変更] | top↑
>サイモンさん
遅くなってすみませんでした。もうちょっとコメントを書き加えます。

ベリエールにとって、本当にサイスはやっと得た安住の地だったのでしょうね。
「サイスと一緒に平和に暮らしたかった」というサイモンさんの考察、成る程と思いました。戦いの中に身を置く日々。ベリエールは、サイスとの永遠の別れがいつ来るか来るかという恐れをいつも抱いていたのですかね…
攻略本や設定集の類は持っていないので、裏設定は知りませんでしたが、軍はベリエールの力を目的にサイスを使っていたのですね。となると、ブリューナクに入る以前に彼らは出会っていたのでしょうか。
確かに、機密も色々あるでしょうし、特務局のメンバーともなれば望んでも抜けられないでしょう。切ないです(ノд・。)

勿論、「人間全てに絶望していた」のではないと思います。サイモンさんも仰っている通り、そうなればサイスをあんなに愛することはできませんものね。愛する人を失って激昴する彼女に、人間らしさも感じました。

せっかくWA4ファン同士なのに、ジュードファンサイドとブリューナクファンサイドで時々対立しているのは残念です…
ストーリーが短い短いと言われる今作。せっかく敵がいい味を出しているのですから、もう少し詳しく描ききって欲しかったです。そうしたら、完全には無理でももっとお互いの気持ちが分かり合えたのではないでしょうか。
2006-01-05 Thu 18:29 | URL | 風雅 #c.KWENVk[ 内容変更] | top↑
こんばんは、風雅さん!

私の勝手なお願いに応えて再度のコメントをいただけてありがとうございます!

設定によれば、2人が出会ったのは大戦末期の十数年前、サイスが十代後半、つまり高校生ぐらいの時で、その時はサイスはミュージシャンだったとの事です。そのままブリューナクに入らずにすめば、平和に暮らせたかもしれない、そう思うととても切ないですね。

ちなみに、前述の設定をもとに、巷のサイトでは数人の方が、2人を主人公にした二次小説を書いています。私は2人の方の作品を読みましたが(長編連載と短編)、両方とも設定を生かしつつ、とても上手に物語を作っていて、大変良かったです!

私のベリエール解釈に同感していただけてとても嬉しいです!そうですね…ベリエールやサイスをはじめ、ブリューナクキャラはとても魅力的で考えさせる設定を持っていました(ベリエールとサイスの種族を超えた愛、エニルが幼少時の悲惨な体験から他人の不安を具現化する能力を身につけた等)ので、もっとしっかり彼らを描いてくれれば、主人公たちと彼らの関わりをもっとしっかり描けば、より作品が良いものとなったはずですし、主人公ファンとブリューナクファンの気持ちももっと通じ合えたと思います。

今回、風雅さんとこうしてお話することが出来て、とても良かったです。

ありがとうございました。今後も頑張ってください!
2006-01-07 Sat 00:09 | URL | サイモン #ASbnwwPQ[ 内容変更] | top↑
>サイモンさん
御丁寧にどうもです(^o^)

サイスってミュージシャンだったんですか!ブリューナクに入るよりずっとずっと前に2人は出会っていたのですね。そんなに長い付き合いだなんて…。ますますブリューナクに入りたくて入ったのではなさそうな気がしてきました。だって戦いの中で会った者同士ならまだしも、それまでずっと穏やか(戦中、戦後ではありますが)だった生活を捨てて修羅の道に入ったのでしょうから。圧力か、入らざるを得ない状況になったのか。

エニルの背景にもそんな設定があったのですね。イベントでは無理にしても、チラッと一言でもそういう話をしてくれたら~(>_<)

こちらこそ、ゲームだけでは知り得ない事を色々と教えて下さいまして楽しかったです!ありがとうございました。
2006-01-10 Tue 16:54 | URL | 風雅 #-[ 内容変更] | top↑
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